森脇製陶所展示室 月末の催し
 
7月 25日(土)・26日(日) 10時〜18時迄
 
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      ■森脇製陶所 にて(島根県邑智郡邑南町岩屋1273-4)http://morisei.net/

2009年07月02日

正午のチャイム

7月になりました。
ビリッとカレンダーをめくります。
本日2日は半夏生。
梅雨明けが近付いて田植えが終わる頃。
やっと梅雨らしく雨が続いているけれど
暦の上では、もう梅雨明け頃、なんて不思議な気がするね
と言いながら、いってらっしゃいと手を振る。

バタンと扉が閉まって、そのまま台所へいって
小さな鍋をとりだす。
パンナコッタを作ってみよう。
少し固めになったり、しっとりぷるぷるになったり
作る時によって微妙に違う食感になってしまう。
そもそも慌てて作るから、こういうことになる。
今日は落ち着いてゆっくり作ってみる。
美味しく出来ますように、と冷蔵庫へ。
昼食後のお楽しみだ。


こんな日は正午のチャイムが待ち遠しい。
チャイムが鳴って、彼が帰ってきて、食事をして、
実は作ったの、と言いながら冷蔵庫を開けてみて
冷えて固まったパンナコッタを取り出して
机の上にふたつ並べて置く。
いただきます、とスプーンですくって口の中へ。

そんなことを考えながら、
正午のチャイムを待っている。
ニックネーム ともみ at 16:48| 日々

2009年07月01日

6月の展示室

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森脇製陶所展示室の催し
6月は二日間晴れていい天気となりました。
お越しいただきありがとうございました。
来月も月末の土日にオープンしておりますので
ぜひお立寄りください。


製陶所の地図で
「りんごちゃん」の看板を目印に、と記載しておりましたが
なんと、その看板が無くなっていました。
目印が無い中での、唯一可愛い目印でしたので
とても残念です。
ニックネーム ともみ at 10:46| 製陶所・器

2009年06月26日

月末の催し 6月

製陶所展示室での月末の催し、
今月は明日から始まります。

6月27日(土)、28日(日) 10時〜18時


昨年は、雨の中しっとりした空気に包まれた6月でしたが
今年のオープン日は晴れるようです。
梅雨ですが雨がほとんど降りませんね。
草木も勢いよく伸びています。
夏の匂い、夏の風。

製陶所にて、お待ちしております。
ニックネーム ともみ at 16:30| 製陶所・器

2009年06月23日

どしゃ降り

梅雨らしく、やっと雨が降ったと思っていたら
今日は晴れています。
昨日はしとしと静かな雨ではなく
集中的に降ったり、やんだり、晴れたり、また降ったり、と
不思議な一日でした。

行ってきますと出掛けた途端にどしゃぶりで。
そろそろ帰る頃かなと思った時間にどしゃぶりで。
彼は何度もびしょ濡れで帰宅していました。
昨日の蒸し暑さで何もしていなくてもぐったりです。
今日の方が気温は高いですが、湿度が低いせいか
涼しい、とさえ感じてしまいます。

梅雨らしさは、また訪れるでしょうか。
ニックネーム ともみ at 14:23| 日々

2009年06月20日

両口屋是清

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第一印象で心揺さぶられる可愛い和菓子。
お抹茶といただきたいところですが
ちょうど無くなってしまったので残念。

両口屋是清「なごやか」と「旅まくら」。
「なごやか」は小豆粒餡、白小豆粒餡、煎茶餡の三種。
それぞれ淡い色の模様がついた包装も可愛らしい最中です。
「旅まくら」は、その名前の通り、枕のような小さなお菓子。
お皿の上でちょこんと並んでいます。

見ているだけでも嬉しくなる和菓子でした。
優しい風合いそのまま、心に届いてきます。


使用した器は、森脇製陶 黒釉平小鉢、白リム小皿。
ニックネーム ともみ at 09:42| 日々

2009年06月18日

梅雨入り


梅雨入りしたのになかなか雨が降らないねと言っていたら
今日の夕方に少しだけ降った。
ひまわりには太陽が似合うけど晴れの日の紫陽花は苦しそうだねと
ついこの間話していた。
今日の雨の滴が紫陽花をより美しくしたかもしれない。
ザァと降ったあと涼しい風が部屋に入ってきた。
昼間とは違って夜の静けさが一層ひんやりする。
ニックネーム ともみ at 19:33| 日々

2009年06月14日

見つめ返す

目で見えるものの影響は大きく、
本を開いても
写真があれば、写真に目が行き、
イラストが描かれていれば、すぐに目に入る。
そして、それを記憶していることが多い。

文章だけであれば、
紫色の花、といっても、
どんな紫色なのだろうかと想像する。
花の名前が書かれてあれば、その名前の響きから
花の印象を想像する。
温かい風か、ツンと差し込む風か、生温い風か。
一字一字を読み進めていきながら、
頭の中ではいろいろな情景がうかぶ。
感じ方によって、その景色はひとつではない。

それと同様に、色や模様の力も強く、
意識せずとも一瞬で目に入ってくる。
けれど、それによって、ものの形を見ることを忘れてしまうことがある。
曲線の具合や肌合い、
張り具合、大きさや、厚み。
色や模様のその奥にある素の部分。

じっと見てみる。
微笑みながら向き合ってみる。
ときに会話してみる。
ときに触れ合ってみる。


ものを見るとき、
それは、人と接するのと同じ。
目を見て、姿を見る。
笑いかけたり、問いかけたり。
身にまとう洋服も手にする荷物も、
そういうものが知りたいのではなく、
そのひとの、ありのまま。
全てを脱ぎ捨て、払い落とした素の部分。
そこが知りたい。

だから、じっと見る。
じっと向き合って、じっと対話する。
ときに笑い、ときに触れ合う。
そうして、大切な存在となる。


ものは人と同じ。
感情を持ち、いつでも私を見ている。
だから私も見つめ返す。
それが所謂、愛着というものかもしれない。

手にする器も
あの文章も
あの言葉も
口にした食べ物も
優しく包み込んでくれる衣類も
大切な存在になる。
ニックネーム ともみ at 16:40| 日々

2009年06月12日

ただいまも、お帰りも


節目というものが幾つかあるけれど
考えてみると、その年に起こることは全て新しいこととなる。
誕生日は毎年くるけれど二十歳の誕生日は一度きり。
もちろん三十歳の誕生日も一度きり。
入学式も卒業式も
その時にしか出来ない。
まとめてすることもできないし
何かで代用することもできない。
そのときにしか出来ない、貴重なこと。


年が明け、明けましておめでとう、と声に出すと
気持ちが引き締まる。
入学式で新しい教科書を手にすると、わくわくする。
卒業式で名前が呼ばれハイと言い立ち上がるとき
これから進んでいくんだと力強く思う。

生きていると、節目はたくさんある。
けれど、ひとつひとつは、
その年の、その時にしか出来ないこと。
同じことの繰り返しではなく
いましか出来ない新しい一歩。

毎年やってくる誕生日も記念日も
毎日囲む食卓の空気も
今日の会話も、ただいまもお帰りも
毎年やってくるツバメの鳴き声も

いつでも同じように思うけれど、同じではない。
どれもこれも
いましか出来ないこと。
いましか感じとれないこと。
どれもこれも、大切な一歩。
ニックネーム ともみ at 21:40| 日々

2009年06月08日

黒茶碗の中で

蒸し暑い毎日。
薄暗い空に覆われた家の中。
今日も晴れるかどうか分からない。


我が家にあった、お抹茶の缶が空っぽになりました。
少しずつ二人で楽しんでいたので
あと少しだね、といいながらいつも缶の中を覗いていて
とうとう無くなってしまいました。

小倉羊羹を用意して
最後、一服ずつ二人でいただきました。
黒い茶碗の中で深い緑色が広がって
香りとともに、ごちそうさまでした、と
この小さな缶に感謝。


お茶碗の中は、
薄暗い空の中に生茂る木々の緑色のように
黒と緑が声を掛け合っているようでした。
そう考えてみると
今日のような空も、
今日のようなしっとりする緑の色も、
いいな、と思いました。
ニックネーム ともみ at 09:36| 日々

2009年06月07日

紙と鉛筆

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想像したものを絵に描いてみようと
紙と鉛筆を用意する。
線で形あるものを書いてみるけれど
なかなか上手くいかない。
葉と聞いて想像出来ていても
いざそのイメージを形にしようとすると難しい。
ギザギザしていたか、すべすべしていたか
葉脈の向きはどうだったか、葉の反り具合はどうか。
そもそも緑色とはいっても、どのような色か、
それを実際表現するのは難しい。

葉を今まで何枚も目にしているけれど
それを思い出せない、何となくのイメージしかない
ということは、
私は一枚の葉の何も見ていなかったということになる。
今まで見てきた物は、
見ていたのではなく、ただ目に入っていただけかもしれない。

じっと見てみようと思う。
じっと見つめてみたいと思う。
真剣に息苦しく、ではなく、
真剣に楽しく、真剣に心から、見てみようと思う。
ニックネーム ともみ at 10:37| 日々

2009年06月02日

製陶所展示室 5月の催し

四日間の催しが終了いたしました。
お越しいただきましてありがとうございます。

製陶所展示室では初めての
カップ&ソーサーや鉢が並びました。
毎回皆様にお立寄りいただけること、大変嬉しく思っております。

来月からも定期的にオープンしていきますので
製陶所周辺の変化していく景色も楽しみに
お立寄りください。
お待ちしております。

オープン日以外にご覧になりたい場合もお気軽にご予約下さい。
ニックネーム ともみ at 17:09| 製陶所・器

2009年05月30日

山陰中央新報 5月30日付

山陰中央新報(5月30日)に、
展示室オープンについて、掲載されました。


「白と黒を基調にした、シンプルで使いやすい
 食器の新作などを並べた陶芸展が邑南町岩屋の森脇製陶所で開かれ
 町内外からファンが訪れている。三十一日まで。
 手、口になじむ使いやすさや盛り付けた料理が映える器を
 追求する森脇靖さんが、より多くの人に見てもらおうと 
 展示室で今月から始める、毎月末の展示会の第一弾。
 シンプルながら曲線をたわませ一つ一つ表情が違うデザインと
 光の反射を抑える釉を使った落ち着いた色合いが特長。
 ごはん茶碗や皿、コーヒーカップの新作など約四十点を並べた。
 緑と鳥のさえずりに包まれた、町ふれあい公園近くの展示室で
 訪れた人は器が並ぶ食卓のイメージを膨らませゆったりと楽しんでいる。」


文章のそばには、
展示室内で器を手に取る森脇靖の写真があります。
ニックネーム ともみ at 23:00| 製陶所・器

2009年05月29日

森脇製陶所 5月の催し

昨日から始まりました5月の催し。

今回は、以前使用していた展示用机を替え
新しい机になっています。
備え付けていた棚を取り外したり、と
棚や机一つ変われば、雰囲気が変わります。

外から見える建物に変化はなくても
一歩中に入った時の印象も人それぞれ。
広さや高さ、椅子に座って見る、立って見る。
その日の気候、風の音、差し込む日差し。
窓から見える景色、葉の色。
鳥の声、車の音、会話、人の気配。

同じ大きさの室内でも、
いろいろな表情が生まれてくるように思います。
ニックネーム ともみ at 10:56| 製陶所・器

2009年05月28日

2009年 森脇製陶所展示室オープン

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本日より、製陶所展示室オープンです。

初夏の陽射しの中で
色濃くなった緑が風で揺れています。
ぼんやりと窓からこの景色を眺めるだけでも
気持ちがスッと晴れていくような季節。

お待ちしております。




場所:島根県邑智郡邑南町岩屋1273-4 森脇製陶所内展示室

会期:5月28日(木)・29日(金)・30日(土)・31日(日)

時間:10時〜18時迄  
ニックネーム ともみ at 10:25| 製陶所・器

2009年05月24日

響く声

深夜目を覚ますと
ホーホーと声がする。
フクロウだ、と彼が言うので耳を澄ましてみると
また、ホーホーと暗闇に響く。
もしかしてすぐ近くに居るのかもしれない。
怖いような気がしたけれど
何だか守られているような気もしてきた。

早朝にチュンチュンと鳥の声。
薄明かりの中で甲高く響く。
もう朝なんだなと眠たい目を擦りながら体を起こす。
カーテンを開けると今日も曇っている。
雨が降るかな、どうかな、と思いながら朝食の準備。

暑いような、寒いような
蒸し暑いような、肌寒いような。

木も草も静かに呼吸をしている。
私も、今日の少し冷たい風を吸い込んで
静かに深呼吸してみる。
今日の一日も静かです。
ニックネーム ともみ at 15:12| 日々

2009年05月22日

特別な雨

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雨が降ると緑が一層美しく感じます。
雨に濡れた紫陽花のように
この時期の雨は特別な存在です。


製陶所まわりの草を刈り、すっきり。
もくもくと地面の草と正面から向き合い、
ふっと後を振り返ったときの心地よさ。
始める時の沈んだ気持ちが、すーっと空へ突き抜けるような清々しさ。
草抜きには、そんな魅力があります。

製陶所展示室のオープンまであと一週間です。
ニックネーム ともみ at 14:11| 日々

2009年05月17日

ざらざらの


墨を含ませた筆を、ざらざらした和紙の上に置く。
薄墨がじわっと和紙の中に染み込んで、広がっていく。
濃い部分と薄く滲んだ箇所が隣り合わせ。
どこからどこまでか
ここからそこまでか
曖昧な境目が幾つもできる。

今日の夕方の空は、そんな雲に覆われていた。
その隙間から薄い水色の空が覗いて
ポツポツと小さめの白い雲が浮かんでいる。
強く降っていた雨がようやくあがった。
待ってましたとツバメが飛び交う。
田んぼの泥で巣を作ろうとして
最近は田んぼと巣をいったりきたり。


私の指先は最近乾燥している。
その乾燥した指先と指先を合わせてみる。
ざらざらした指先で本のページをめくる。
ざらざらした紙とざらざらした私の指先がひっかかる。
私と紙と。
どちらから紙でどちらから指の指紋かわからない。
この本の紙と私の指先に曖昧な境目が出来てしまった。
けれどその隙間から
何かが覗いているに違いない。
ざらざらと紙と指先が隣り合わせ。


あれもこれも。
境目はいつでも曖昧。
曖昧の中に楽しみがあり
曖昧だからこそ悩ませる。
ニックネーム ともみ at 21:43| 日々

2009年05月14日

棚から

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机の上に並べてみる。
同じ食品でも器によって印象が変わる気がする。
沢山の小鉢を並べるのは、いつも楽しい。
あれこれ棚から取り出して
ここに、あそこに、と並べてみる。
沢山集まると、食卓が賑やかになって嬉しい。
ニックネーム ともみ at 13:44| 日々

2009年05月12日

白い猫

白い猫が走っていく。
停めてあった車の下に潜って
真っ白な猫が一瞬で居なくなった。
その目で空を見ると
雲が広がっている。
予報では夕方からだったはずなのに、と思っていると
ただいま、と声がする。
小鉢を並べた食卓で食事をして
お茶を飲んで、ごちそうさま、と言った時には
もう雨が降り出していた。

ポツポツと田んぼに落ちる。
ポツポツと道路に雨跡をつける。
ポツポツと空から降ってくる滴は
あの白い猫の背中にも跡をつけるだろうか。
じっと車の下で雨宿りしているだろうか。
それとももうどこか走り去ってしまっただろうか。
この薄暗い景色に
あの猫の白さは似合わない。
ポツポツポツと
雨粒より先に
駆け抜けて行って欲しい。
ニックネーム ともみ at 17:01| Comment(0) | 日々

2009年05月03日

呟いてしまう

窓の外を眺めてばかりで
いつのまにか5月だね
と、椅子に座るたびに呟いてしまう。
連休ということで
一歩外に出れば、人や車の勢いがすごいのだろうね
と、道路を走りきるバイクの集団をみながら
口からこぼれ落ちる。

私達は、いつものように朝起きて
いつものように食事をする。
いつものように仕事に出掛け、
いつものように、行ってらっしゃい、と手を振る。

連休のあの賑やかさは、ここには無いけれど
田植えの為の機械音や草刈機の音は賑やかに伝わってくる。
蛙も賑やかに声をあげ
鳥たちもあちらからこちらへ急がしそうに行き来する。

ただいま、といつものように声がして
おかえり、と声を出す。
山の緑と膨らみと
風のみずみずしさと匂いと
この静けさと初夏のまぶしさと。
この季節が一番気持ちいいよね、と
どちらが先かわからないけど
椅子に座って、ついつい呟いてしまう。
ニックネーム ともみ at 16:55| Comment(0) | 日々