ビリッとカレンダーをめくります。
本日2日は半夏生。
梅雨明けが近付いて田植えが終わる頃。
やっと梅雨らしく雨が続いているけれど
暦の上では、もう梅雨明け頃、なんて不思議な気がするね
と言いながら、いってらっしゃいと手を振る。
バタンと扉が閉まって、そのまま台所へいって
小さな鍋をとりだす。
パンナコッタを作ってみよう。
少し固めになったり、しっとりぷるぷるになったり
作る時によって微妙に違う食感になってしまう。
そもそも慌てて作るから、こういうことになる。
今日は落ち着いてゆっくり作ってみる。
美味しく出来ますように、と冷蔵庫へ。
昼食後のお楽しみだ。
こんな日は正午のチャイムが待ち遠しい。
チャイムが鳴って、彼が帰ってきて、食事をして、
実は作ったの、と言いながら冷蔵庫を開けてみて
冷えて固まったパンナコッタを取り出して
机の上にふたつ並べて置く。
いただきます、とスプーンですくって口の中へ。
そんなことを考えながら、
正午のチャイムを待っている。

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